節電熱中症に注意しよう

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節電は自分の体調を考えてほどほどに

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これから本格的な夏場を迎えるわけですが、今年は3月に発生した東日本大震災の影響で、節電への意識が非常に高まっています。

 

夏はエアコンなどでとくに電力の消費が激しくなることから、ひとりひとりが節電に気をつけることで、停電などの事態を回避することができるでしょう。

 

しかしちょっと待ってください。

 

 

6月ほどから「節電熱中症」が原因と思われるケースが増えてきています。節電熱中症で病院に運ばれたり、なかには命を落とす例も報告されています。

 

若者も気をつけなければなりませんが、とくに注意すべきなのは、体温調節機能が低下している高齢者です。熱中症で病院に運ばれた患者さんに聞いてみると、「節電のためにエアコンをつけるのをためらった」という返事が多かったのです。

 

エアコンをつけず、しかも防犯のために窓を閉めきって夜を過ごした結果、寝ている間に脱水症状が進んで、体力を奪われたというものでした。

 

エアコンをつけないで倒れる高齢者は毎年多いですが、今年はさらに増えると予想されています。高齢者というだけでリスクは高いですが、さらに認知症一人暮らしなどの要因が重なると、危険度も増大します。

 

節電の心がけは大切ですが、自分が倒れてしまっては元も子もありません。暑いときは無理をしないでエアコンをつけるようにしてください。

 

また、夜は全体の使用電力も低くなるため、個人が節電しないからといって使用率が100%を超えることはありません。節電で昼間エアコンを付けなかった人は、夜には付けて体調を整えるようにしてください。

 

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