熱中症の症状の予防・対処法あれこれ
熱中症の症状はさまざまですが、基本的な対策をしっかり意識しておけばまず問題はありません。
自分だけ熱中症に注意するのではなく、気がついたら周りの人にも声をかけてあげるようにしてあげるのが良いですね。
休息・睡眠を十分に取る
疲労の蓄積は集中力の低下につながり、体の機能が正常に働かなくなります。睡眠不足も免疫機能低下によって熱中症を引き起こしやすくなります。睡眠時間はだいたい8時間は確保し、生活リズムを整えましょう。
夏場は暑くて眠れないときもありますが、無理にクーラーや扇風機で冷やし過ぎないようにしてください。
水分と塩分(ミネラル)の補給を適度に行う
のどが渇いていなくても水分は適度に取ってください。のどが渇いた状態になっているときでは遅いので、水は携帯しておいてください。
また、発汗によって失われた水分と塩分を補給するためにもスポーツドリンクなどの飲み物を用意しておくと良いです。
服装に気をつける
夏の直射日光を防ぐためにも、外で活動するときには帽子をかぶるようにしましょう。有害な紫外線を浴びないためにも帽子は必要です。
服装の色については、白めの服装が良いとされています。白い色は熱を吸収しにくいためです。反対に、黒めの服装は避けるようにします。
涼しい場所を確保しましょう
直射日光は避けて、日陰になっているような涼しい場所にいましょう。
通風を確保することも大切です。作業服にも通風に優れたものが売ってあります。
家の周りに水をまいて、水の気化熱を利用して体温を下げるのも効果的です。
複数人で行動しましょう
天気予報を見て気温が上がりそうな場合は、単独で行動せずに複数人で行動するようにしましょう。1人の場合、異常をきたしたときに発見が遅れます。
熱中症予防8ヶ条
日本体育協会が平成5年に「熱中症予防の原則」として、熱中症予防8ヶ条を公表しています。
熱中症の予防のためのポイントをまとめたものなので、ぜひ覚えて対策をしてください。
熱中症予防8ヶ条
- 知って防ごう熱中症
- 暑いとき、無理な運動は事故のもと
- 急な暑さは要注意
- 失った水と塩分を取り戻そう
- 体重で知ろう健康と汗の量
- 薄着ルックでさわやかに
- 体調不良は事故のもと
- あわてるな、されど急ごう救急処置
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