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熱中症による頭痛への対策
熱中症にかかると、体にさまざまな異変や症状があらわれてくるようになります。そのなかでも頭痛を訴える患者さんは多いようです。
炎天下の中、水分や休憩を取らず活動しっぱなしで、気がついたら頭がすごく痛くなった・・
このようなケースは夏場には非常に多くなります。
ただ、熱中症によるものと思われる頭痛になった場合にも、基本的には熱中症の対策と同じような処置をしていきます。
なによりもまず体温を下げることが重要なので、エアコンや扇風機で体を冷やしましょう。
また、アイスノンや冷やしたタオルを動脈の通っている部分(脇の下、首周り、内股)に当てて冷やすようにするのも有効です。タオルがなければ、自動販売機の冷たい缶で代用する方法もあります。これで熱中症による頭痛は快方に向かいます。
ただし、氷を直接当てるなどの行為は逆に悪化させる恐れがあります。カキ氷を一気食いしたときと同じように頭がキーンとなるので、体温を一気に下げるのは止めましょう。
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